札幌拓殖倉庫株式会社は、明治45年の創業以来札幌の発展とともに歩み続け、善良なる保管業者として皆様の物流管理のコストダウンをお手伝いしてきました。都心に立地する効率的な倉庫業務のほか、事務所と配送センターの機能が融合した多目的賃貸ビル業務など、物流を熟知した立場から最適な施設を皆様に提供しています。また、発展著しい桑園地区を中心にオフィスビル事業も展開し、多様なニーズに対応していきたいと考えています。様々なご要望にお答えするために創造と努力を続けていきます。
| 商号 | 札幌拓殖倉庫株式会社 |
|---|---|
| 創立 | 明治45年7月 |
| 資本金 | 10,000,000円 |
| 住所 | 北海道札幌市中央区北8条西14丁目28番地 |
| 電話番号 | 011-281-5751 |
| FAX番号 | 011-261-5348 |
| 事業内容 | 倉庫業営業倉庫 倉庫業許可 昭和36年10月24日港倉374号（429号） 不動産賃貸業 |
| 主要取引銀行 | 北洋銀行北五条通支店 三菱ＵＦＪ銀行札幌支店 |
| 事業内容 |
代表取締役 池田 俊介 取締役 林 正則 取締役 小池 裕太 取締役相談役 池田 顕 監査役 加藤 隆司 |
五稜星のマークは当初開拓使の公用船の旗章として使い始めたものですが、その後開拓使全体の旗印となり、 関連する建物の装飾などにも使用され人々に親しまれました。当社が創業した明治末期ころ札幌区内 (当時)の株式会社の数は30〜40社ほどだったと思われます。銀行ビール会社 炭坑汽船・製麻会社など、 各社のマークにはこの五稜星を用いているものが多く見られました。 記録はありませんが、当社のマークもそれらにならい星形に社名の札を丸で囲み作られたものだと推測されます。
ここに描かれている倉庫群は、札幌駅の北側、札幌市北区北6条西1丁目に建っていた当社の旧本社倉庫です。
この倉庫は当社の創業以来70余年にわたり営業倉庫として使用していましたが、 1982（昭和57）年に旧国鉄函館本線の高架化に伴い取り壊すことになりました。
しかし当倉庫は、良質な札幌軟石が切り出された明治末期の石造建築物として、 また札幌の経済発展とともに歩んできた営業倉庫として貴重な文化財であることから、 1棟を北海道に寄贈し野幌森林公園の「北海道開拓の村」に移築保存されています。
繁野三郎氏は1897年札幌に生まれました。 北海道の水彩画界において指導的役割を果たし、円山公園、北大植物園などの四季の表情を、水彩の透明感を生かし繊細に表現した作風で知られています。1986年逝去。 この絵は弊社の依頼によって旧本社倉庫（北6条西1丁目）を描いたものです。 描かれている車輌から昭和30年代の風景と推測されます。
大月源二氏は1904年函館に生まれ、東京美術学校を卒業後プロレタリア画家として活躍。戦後北海道に戻ってからは、リアリズム溢れる風景を多く描き1971年手稲で亡くなりました。この絵は函館本線西2丁目の踏切（通称開かずの踏切）から弊社旧本社倉庫を描いたものです。
伊藤仁氏は1915年札幌生まれ、日本美術協会に所属する写実派。札幌の古い建物や風景を多く描き1996年に亡くなりました。 古き札幌の姿を記録・追想した作品は、よく出版物に掲載され市民にも親しまれていました。この絵は弊社の依頼によって旧本社倉庫（北6条西1丁目）を描いたものです。
小田切訓氏は1943年雄武町に生まれ、ヨーロッパの風景を鮮やかな色彩で描く作風で知られています。 創成川通りにあった石狩陸橋（高架化に伴い撤去）から西方面の札幌駅構内を描いたものと思われ、線路の右（北6条西1丁目）が旧本社倉庫です。 左に「札幌そごう（現在札幌エスタ）」が描かれていますので、昭和50年代の風景と推測されます。
開拓時代の匂いをどこか残す「拓殖」の文字。弊社も明治の終わりから100年以上「拓殖」の名を掲げて経営をしています。これまでのあゆみをまとめました。
近年は古い建物に魅力を感じてくださる利用者が増えています。借主様のご厚意で、そのいくつかの事例をご紹介させていただきます。